両親が僕の仕事を認めてくれているのか聞いてみた

​こんにちは、山口です。

おかげさまでバーグハンバーグバーグ、色々と話題にしてもらって感謝の極みであります。
 

最近では国内でfacebookをしている人口も多くなり、その波はご多分に漏れず僕の地元である兵庫県にも浸透。ある時からすごい数の疎遠になっていた地元の友達から友達申請が来るようになった。

そこまでは良かったのだけど、「今どんな仕事してるの?」と聞かれると、返しづらくて「(^^;)」とか「イエーイ!」とだけ言って、適当にごまかし続ける始末。

弊社がやってるような「WEBの笑い」を軸にした仕事ってどうしてもネットに疎い人(言い方が悪いけど)からは軽蔑されるんじゃないの??みたいな思いがあったからだ。
 


仕事で体操のお兄さんの格好でジャンプする僕。
こんなことばかりやっていて馬鹿にされないわけがないと思う。

まあ普段通りにfacebookで投稿して、気持ち悪いとか真性のアホだと思われればおのずと放置されるだろうな〜というくらいの感覚でスタンスは変えずに今まできたのだけど、意外とみんな理解してくれているみたいで、仕事のことを投稿するとけっこういいねをしてくれるという嬉しい状況がそこにはあったのだ。

・・・

話は変わって2010年のこと。僕は以前に務めていたけっこう大きいグループ内にあるWEB制作会社を退職し、弊社代表のシモダとオモコロ編集長の原宿とともに、株式会社バーグハンバーグバーグの創設メンバーとして参加した。

その際、親にはろくに報告もせずにいたので、後から話した時にはずいぶんと心配をかけたものだった。


そして現在。やっぱり心配させるような仕事だろうな〜、息子が恥ずかしい仕事してると思うのかな〜という思いもあり、いまだに自分が具体的にどんな仕事をしているのかを伝えられずにいた。
 


親はこんな息子の仕事のことをどう思っているのだろうか。

先にお話したように、地元の友達からは意外と受け入れてもらうことができた。
ならばそろそろ、と今回思い切って自分の仕事を親に報告してみた。




 
簡単に僕の両親について紹介させていただく。


山口父
小学校では校長を勤め、定年後教育委員会へ。現在は教育委員会も退職し、静かな隠居生活。腰をやっている。


山口母
専業主婦。国立大学しか受けさせてもらえないような厳しい家庭に育つ。バイク事故に遭うも奇跡的に一命を取り留めた際、まったく同じ瞬間に飼っていた犬が身代わりになったかのように死ぬなど、霊的な加護や怪異と共にあるようなシーンがたびたびある。




聞いてみたのはこの案件。最近DODAラボチームさんとコラボレーションしてリリースした「社内恋愛診断」。診断をすると、人部が社内でどれくらいモテる素質があるのかを診断してくれるコンテンツだ。
 
結果は男女含めて全16種類。どの結果も、モテないからと言ってモテる時代が来るまでコールドスリープに入れられることになったり、女性社員に嫌われすぎて巨大ロボで襲いかかってくるなど、めちゃくちゃな内容ばかりだ。

 


コールドスリープと巨大ロボの結果CG。

果たして、初見の親にはこのコンテンツはどう映るのか。そして、それを作った息子の仕事ぶりをどう思うのか。電話で聞いてみた。



 

母親に自分の作ったサイトを見せてみる


まずは母親に電話。ちょっとホームページを仕事で作ったから見てほしいということを説明し、電話越しに一緒に見ていってもらうことにした。この時点ではブログにすることは言ってないです。 

 
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「男か女かを選べばいいんやね?」

ーーそうそう。じゃあ女を押して

「はいはい。」

 
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※質問に答えるとおっさんの生首が降ってくるギミックをしかけています


「うえぁあ〜〜〜!!!!」

ーーハハハハハッ!

「ビックリするなあ〜これ。いや面白いけど。面白いけどね」

 

ーーいま何て質問になってる?

「えっと、『今けっこう貯金が貯まっているか?』」

ーーじゃあYESかNOか

「YES」

ーー貯まってるんだ

「ないけどYESにしとくわ」

 
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「うわ〜……ごっついなあ……」

 
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「朝から4時間かけてデコ弁を作る〜〜っていう結果が出てきたわ」

ーーああ、それは会社ではモテないよっていう結果やね

「あらまあ、そうなんやねえ」

 
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「何回見ても怖いわ、このおじさん」

ーーその人、僕と同い年だよ

「フフフフフ」

ーーいやあ感想をね、感想を聞きたくてね。こんなホームページを作ったんやけど、どう思うかなと思ってね

「ごっついけど、気持ち悪くはないかな」

ーーじゃあそんなに嫌な感じはしない?

「まあ、嫌な感じではないね。面白いと思うよ。こう、画面から訴えてくるものがあるね。画面が肝になってるように思うね」

ーーほな良かったわ。

「まあでも、この結果が正しいものだとは誰も思わんよね、これは。そういうことよね?」




母親は僕のやりたかったことを汲み取ってくれていたようだ。

・デザインの肝はこのモデルの「顔」
・顔を使って、このサイトを一言で表せる要素(=顔)を作っていく
・結果は正しいわけがないので、フィクションとして楽しんでもらう


この3点が、このサイトを作る上で意識したポイントだったので、伝わってよかったと思った。




続いてこの仕事に限らず、「変なものばっかり作ることを仕事にしている息子についてどう思うか」を聞いてみた。



 


弊社では「ふざけた仕事」しか請けていない。
そんな会社につとめていることについてどう思っているのか。

ーーこんなふうに、大人になってもふざけたものばっかり作ってるんだけど、自分の息子がそういうのを仕事にしてるのはどう思う?

「ふ〜ん……そうやねえ……いいんちゃうかと思うけどねえ。面白いよ。ただ汚い表現さえなければ。ちょっとほら、汚い表現が多いから。それはよくないよね!万人受けとはいかんよね。でも概ねいいと思いますよ」




よかった。意外と面白いと思ってもらえているようだ。実は昔、母親は「長髪の友達とは付き合うな」など、人付き合いに対しても一言あるような厳しい人だった(長髪=ヤンキーだと思っていたのだ)。時間が解決したのか何なのか、今では僕のやっていることにも理解を示してくれているようだった。

ただ、「汚い表現」というところは聞くことができなかった。たぶんオモコロの記事内やバーグハンバーグバーグTV内で、弊社のスタッフがちょいちょい性器を露出していたりするが、そういう事のことを言っているんだと思う。

ごめんお母さん。たぶんその約束を守ることは難しいと思う。



 

今度は父親に見せてみる


続いて、父親にもこのサイトを見てもらった。

 
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「え〜〜〜、え〜〜〜〜……」

ーーどう?

「面白いけど、これ若い人はこういうの好き……なんかいな……?」

ーーあんまりわからん、って感じか

「そうやな〜、真実性がちょっと乏しいから……お遊びのほうに行ってるから、なんやったんやろうっていうね」

ーーちなみにこのホームページから受ける印象ってどう?

「遊びで……遊びでやってるホームページやな」

ーーちなみに社内恋愛したことあるの?

「・・・・・・・・・・ないよ」

ーーないんだ

「それはもう……そういうことは一切……」

ーーじゃあ別にこれをやっても、感ずるところはまあないかなって感じか。

「遊び……遊びのホームページやからねえ」




父親に聞いてみると、とにかく「遊びだから」という答えが返ってきた。
確かに弊社が作っているのは、すごく役に立つものではなく「遊ぶため」のものではある。ただ、父親には笑いどころがイマイチ理解できなかったようで、どのポイントで笑うものなのかがわからなかったようだ。ただ、息子しては一番気になったのは、社内恋愛をしたことがあるか?という質問に対してちょっとだけ間が空いたことではある。

 

上から降ってくるこの顔でも笑うことはなかった




続いて母親の時と同じように、「変なものばっかり作ることを仕事にしている息子についてどう思うか」を聞いてみた。

 

「あ〜〜〜〜。いいかどうかというのは……答えはないけど。仕事でやってることやから、お互いに利益があればまあいいんやないかなとは思うけどね」

ーーうん。こういう仕事やから、不安に思ってるかなあと思って。

「あ〜〜〜。う〜〜〜〜〜ん……………」

ーー……………。

「まあこれ、お父さんよりお母さんのほうが感覚は正しいと思うよ」




どうやら、父親としてはまだ完全に納得しているわけではないようだったが、気を使ってくれたのか母親のほうが正しい感覚を持っているだろう、というフォローを入れてくれた。まだ完全に認められているわけではなかったか〜〜。



 

おわりに


母は僕の仕事を認めてくれているが、父親はまだ理解に時間がかかりそう、という感じだった。こればっかりは感性の問題なので、いくらこちらから「これが今おもしろいんですよ〜」と言ったところで面白さを理解してもらうというのは難しいのかもしれない。

ただ、不安にさせない方法はある。僕らのアウトプットが世の中に認められ、広く認知されることだ。

たとえ自分が理解できないものであっても、世の中が認めて評価しているのであれば、父親としても安心することだろう。それは何かに取り上げられることだったり、何かの賞を獲ることだったり、いろいろあると思うけど、今よりもっとたくさんのアウトプットを発信していって、もっと世の中にインパクトを与えれるように頑張らないとな、と思った。


 


ちなみに最近のアウトプットは、
弊社の加藤がキッチンで立ちションをするという動画です。





 

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2013.11.13 Wednesday author :山口 むつお category:雑談 comment:- このエントリーを含むはてなブックマーク
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  • 原始人
  • 原 健一郎
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